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ヌクレオソームDNAとヒストンテイル間の動的な相互作用解析

クロマチン構造の基本単位であるヌクレオソームのコア構造から突き出ているヒストンのテイルも、ヌクレオソーム間をつなぐリンカーDNAも非常に動的である。しかしながら、ヒストンテイルはランダムにふらふらしてヌクレオソームの外側に露出しているのではなく、リンカーDNAやヌクレオソームDNAにある程度動きを制限されて機能している。そこで、本研究では、特に種間で保存性の高いヒストンH3とH4を研究対象とし、溶液NMR法を用いてヘテロクロマチンに関与するヌクレオソーム中のヒストンテイルのDNAを介した動的な相互作用の重要性を解明することを目的とする。


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