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A02-3 分裂期染色体のモダリティ

コンデンシン I と II は、2つの SMC (structural maintenance of chromosomes) ATPase サブユニットと3つの制御サブユニットから構成される巨大なタンパク質複合体であり、分裂期染色体の構築と分離に必須な機能をもつ。近年の急速な研究の発展から、これらの複合体の複雑な分子メカニズムの一端が明らかになりつつあるが、その全貌の理解にはほど遠い。本研究の目的は、コンデンシンがいかに DNA の物性(特に、その硬さとねじれに対する応答)を利用して DNAループを形成し分裂期染色体の構築に貢献するのか、という問題を理解することにある。さらに、HEAT リピートサブユニットの物理化学的特性とダイナミックな染色体軸の形成の関連を問う。アプローチとしては、精製タンパク質およびカエル卵抽出液を利用した染色体の試験管内再構成系を中心として、領域メンバーとの密接な共同研究を展開する。


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