公募研究班（第二期）
セントロメアモダリティの理解
動原体は、染色体分配において必須な構造体である。動原体の形成には、セントロメアDNAが動原体タンパク質によって制御される独自の様式、すなわちセントロメアモダリティが必要である。動原体は、M期に働くが、構成タンパク質とセントロメアクロマチンあるいは構成タンパク質同士の結合ネットワークが間期と異なることが示唆され始めた。本研究では、これらの結合ネットワークのダイナミックな変化に注目する。我々は、セントロメア内でどのような結合変化が起きているのかを明確にして、その変化の細胞内での意義についても明らかにする。
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深川 竜郎
研究代表者