公募研究班（第二期）
アーキアコンデンシンとDNA超らせんによる染色体構造制御
コンデンシンは真核生物から原核生物まで広く保存されたタンパク質であり、染色体の凝縮と分配において重要な役割を果たしている。真核生物では、コンデンシンが正のDNA超らせんと相互に作用しながら染色体を折り畳んでいる可能性が指摘されているが、このメカニズムの詳細や起源は解明されていない。本研究では、好熱菌に特有のトポイソメラーゼでありDNAに正の超らせんを導入できるリバースジャイレースと、真核生物の起源になった原核生物であるアーキアのコンデンシンに着目することで、コンデンシンと正のDNA超らせんの関係を解明することを目指す。
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竹俣 直道 研究代表者
- 所属
- 京都大学大学院工学研究科
- 研究室HP
- https://researchmap.jp/ntakemata